中国のアナリスト、痛み伴うリストラ始まる-株式調査の有用性低下
香港大学の陳志武教授(金融学)は中国のアナリストについて、肯定的な見解を示す傾向が強く、リサーチの信頼性や有用性が低下しており、アナリストの仕事が危機にひんしていると警鐘を鳴らす。現在の「人員削減は証券ビジネスの構造的変化を反映している。つまり、ずっと続く」とし、市況低迷に対応した一過性の動きではないと語る。
中閱資本の孫氏は「不要なリサーチ能力」を取り除くため、アナリストという人材を減らす必要があり、「今はまだ初期段階に過ぎず、これからのリストラはかなり長く痛みを伴うプロセスになる」と見込んでいる。
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原題:Million-Dollar Analyst Jobs at Risk in China Research Pullback (抜粋)
--取材協力:Vicky Wei.
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