百田夏菜子、人生の大きな決断を経た29歳から“ゆとり”ある30歳に アイドル&俳優の両軸でさらなる高み
百田夏菜子の坐禅、滝行……30歳に向けての決意
ちなみに百田は、メンバーそれぞれが番組のプロデューサーとなって実施企画を立てる番組『ももクロPROデュース』(CSテレ朝チャンネル1)で「私のリセットをPROデュース」と題し、地元 静岡県を訪れて、陶芸、寺参り、坐禅、滝行などにチャレンジした。空手着姿で高さ25メートルの冷たい滝に打たれる百田の姿は、バラエティとしてはおもしろくもあり、一方、30歳という新たな年代に向けての決意にも感じられた。つまりここでも、自分自身の気持ちと向き合おうとしていたのだ。 連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年/NHK総合)、映画『すくってごらん』(2021年)、ドラマ『ながたんと青と -いちかの料理帖-』(2023年/WOWOWプライム)、そしてMARVEL映画の日本語吹替版『ブラックパンサー』シリーズ(2018年/2022年)などでの好演から、女優としての展開が常に期待されている百田。 筆者は本気で、彼女が朝ドラのヒロインをいずれ手にする日が来ると信じている。29歳時は、ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)に出演したのみで、女優業はあまり活発ではなかった百田。新たなスタートを切る30歳では、芝居面でも活躍する様子をたくさん見てみたい。
田辺ユウキ