映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」が2025年2月28日(金)に公開

ティモシー・シャラメが主演を務める、ジェームズ・マンゴールド監督の最新作「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」が2025年2月28日(金)に公開される。 【写真】ティモシー・シャラメが歌う「ライク・ア・ローリング・ストーン」のデジタル配信がスタート ■映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」 1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の1人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく物語。 アカデミー賞ノミネート監督であり「ウォーク・ザ・ライン／君につづく道」「フォードvsフェラーリ」(ともにディズニープラスで配信中)の名匠ジェームズ・マンゴールドが本作の監督を務める。 ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーらが出演している。 ■映画界の賞レースを席巻 この度、第34回ゴッサム・アワードにて「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」が、ビジョナリー・トリビュート賞を受賞。ニューヨークで行われた受賞式にシャラメとマンゴールド監督が登場し、会場を沸かせた。さらに、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、当時のディランの恋人であるスージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィ役を演じたエル・ファニングが助演女優賞を獲得。そして、アメリカ映画協会賞で作品賞トップ10に選出されるなど、全世界で公開を待たれる本作が賞レースを席巻している。 主演を務めたティモシー・シャラメは、全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現。ビジュアルのみならず、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い上げ、ディラン独特の声も見事に再現した。 さらに、ボブ・ディラン本人がシャラメについてSNSで言及しており、「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と自身を演じたティモシーを絶賛している。 ■シャラメが歌う「ライク・ア・ローリング・ストーン」「北国の少女」が配信 本作の公開に先駆け、劇中にてボブ・ディラン役のティモシー・シャラメ本人が歌った「ライク・ア・ローリング・ストーン」、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロとのデュオ「北国の少女」が配信されることが決定。今回の配信とともに、ジャケット写真も解禁された。 映画のタイトル“A Complete Unknown”は、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞に登場する1節。まさに“名もなき者”だった若きディランが、激動の時代の中で羽ばたいていく姿を象徴している。 また、全米公開となる12月25日(水)には、映画のオリジナル・サウンドトラックがデジタル配信される予定(収録曲未定)である。このサウンドトラックについてマンゴールド監督は、「私にとって、この映画の作り方はひとつしかなかった。それは、演じるアーティストたちに魂からなりきるため、滲み出るような才能と野心(と覚悟)を持ち合わせた俳優を起用すること。そして、そのアーティストたちが歌を歌わなければならなかった、あの世界を描き出すため、私たちはそのパワーや美しさ、荘厳さを決して差し替えず、むしろ祝い、称えたんだ」と語っている。