福谷さん来て!日本ハム郡司が中日&慶大先輩にラブコール「専属捕手?狙っています」
早くも専属捕手に名乗り!?日本ハムの郡司裕也捕手(26)が18日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを実施した。球団は中日から国内FA権を行使した福谷浩司投手(33)の獲得に乗り出し、近日中にも初交渉する見通しとなっている。慶大の先輩で、中日時代に何度もバッテリーを組むなど、先発、リリーフをこなせるベテラン右腕の加入を待望した。 本職である捕手としての出場機会増を狙う来季、郡司はひそかに「専属捕手枠」を狙っていた。「それ(専属捕手)は狙っていますね。あとは福谷さんが来てくれれば、僕、よく知っているので。慶応だし、中日だし?みたいな手法を使えるので来てほしいですね」。球団が獲得に動いている中日・福谷にラブコールを送った。 今季は主に三塁で自己最多127試合に出場。自身初の規定打席に到達し打率・256、12本塁打、49打点はいずれもキャリアハイだ。さらなる飛躍を狙い、契約更改の場で「ずっと捕手をやりたいという思いは持ち続けていた。捕手の比率を増やしていきたい」と話したように、本職再挑戦を誓っていた。 そのための「専属捕手枠」でもある。今季オリックスから加入した山崎の専属捕手を伏見が務めたように、捕手は投手との相性が求められる。同じ慶大出身で、中日時代から福谷とバッテリーを組んできた郡司は「ファームでも1軍でも組んでいる」と自信をのぞかせた。 「本当にいい人。後輩思いだし、ファイターズは若手も多いので、良い風を吹かせてくれると思う。そういうのも込みで交渉しているんじゃないですか?知識も凄い」と郡司は言う。「慶応理工学部で研究室に入っていたくらい本物の教授。(教授の愛称を持つ)北山は准教授になるかも」と笑い、今後の交渉の行方を注目しながら加入を願っていた。(清藤 駿太)