“ライトへぶち込め”コール要求の巨人・阿部監督 岡本にも確認し「変えてもらおう」
首位・広島に対して1ゲーム差に迫っている2位・巨人。そんな激しい優勝争いを繰り広げる中、阿部慎之助監督は先月、ファンに対して異例のお願いをしました。 【画像】巨人・阿部監督「開き直って1、2の3で、そういうのができるからこそね」 V弾の坂本勇人をたたえる 応援をする際、右打ちのホームランバッターに対しては「“レフト”へぶち込め」とコールするのが一般的となっていますが、岡本和真選手の打席では「“ライト”へぶち込め」に変えてほしいとファンに呼びかけました。 この要求の理由を巨人元監督・高橋由伸さんに聞かれると、「岡本選手らしさといったらホームランがどこにでも入る。そういう(応援歌)のもあって力んで打っているからホームランも減ってきた」と分析していました。 実際に今季は、それまでライト方向へのホームランはわずか1本と本来の持ち味が出せていなかった岡本選手。阿部監督自ら「レフトへぶち込め」が聞こえるか岡本選手に聞いてみると、「聞こえます」との返答。そこで、「じゃあ、“ライト”に変えてもらおう。その方がらしさも出るし」と提案したと言います。 そしてファンもこの要求に対してすぐに「ライトへぶち込め」にコールを変更。これが功を奏し、今月17日のDeNA戦では今季2本目となるライト方向へのホームランが飛び出しました。 (8月23日放送の日本テレビ『news zero』を再構成)