【住之江ボート・GⅢオールレディース】女王経験者・今井美亜、2走10点準優勝負駆けに全力投球
住之江ボートのGⅢ「2024モーターボートレディスカップ」(オールレディース)は22日がシリーズ4日目で、予選最終日を迎える。 ◇ 歴代女王として予選で姿を消すわけにはいかない。2019年のPGⅠクイーンズクライマックス(徳山)を制した今井美亜(33、福井)は、昨前半2Rを3コースまくりで快勝。だが、絶好枠から連勝を狙った後半8Rは4カドの平高にまくられて5着に終わった。 「スタート(コンマ17)は全速でいけましたが、へこみます。平高さんは伸びていましたね。自分の足は普通で、知れています」 今節の相棒15号機は前検時の2連対率は40・9%と数字は上位クラスだが、これまで8節使用されて優出なし。そんな〝中堅レベル〟の相棒のパワーを底上げできず、さらに大事な1枠で勝ち切れず、がっくりと肩を落とした。 女王君臨後はB1へ陥落するなどスランプを経験した。来月からも3期連続でA2をキープしたが、そのクイーンズCから優勝がないように、まだ本来の姿には戻っていない。 「優勝したいとは常に思っています。このままの足ではダメなので、何とかしないといけない。とにかく切り替えていきます」 予選突破へは3、11Rで10点条件。持ち味でもある切れ味鋭いターンで、必ず準優入りを果たす。(西脇和哉)