子ども服など8000着のリユースイベント すべて無料提供で、市外の方も参加OK 愛知・小牧市
着られなくなったり利用しなくなったりして家庭で収納されたままになっている子ども服などを再利用しようと、愛知県小牧市の「まなび創造館市民ギャラリー」(ラピオ4階)でリユースイベントが12月21日に開催されます。 小牧市が取り組む子育て支援の一環ですが、市外からの参加も可能で入場は無料。
このイベントでは、子ども服やマタニティ服など、1世帯10着(1人5着)まで持ち帰ることができます。また衣類以外にも、図書館で廃棄されるはずだった絵本なども並ぶといいます。 今回は、市内すべての保育園や認定こども園に衣服の提供を呼びかけ、約8000着が集まりました。 山下史守朗市長が自らの子育て経験から発案したというイベントで、2012年6月から始まり、コロナ禍で中止となった時期を除いて毎年開催。昨年9月に市中央図書館で実施された際には、390人が集まりました。 小牧市では市内の児童館で、子ども服などの再利用を促すため、集められた衣服を無料で提供する機会を設けています。こうした再利用の取り組みについて周知するため、当イベントを行っているといいます。 担当者は「子ども服の有効利用につながると共に、子育てへの経済的負担を軽減することにもなるので、この機会をぜひ活用してほしい」と呼びかけています。 午前10時~午後3時までの間に計10回(各回25分)開催。各回20世帯限定(1世帯につき入場は2名)で、当日午前10時から整理券を配布。衣服を持ち帰るための紙袋などは各自持参が必要だということです。