川村壱馬

THE RAMPAGEのボーカル・川村壱馬が、1st写真集「Etoile」を4月24日に発売。4月27日（土）に発売記念プレス取材会を開催した。 【写真】お気に入りのページを開いて見せる川村壱馬 そのスキルの高さから注目を集め続ける、ダンス＆ボーカルグループ・THE RAMPAGE。グループ内でボーカルとして不動の人気と圧倒的な存在感を放つだけでなく、ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』、映画「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」など話題作への出演が続き、俳優としてもめざましい活躍ぶりを見せるのが川村壱馬だ。 このたび、そんな川村のソロ写真集が4月24日に刊行。川村の書籍は2020年のフォトエッセイ「SINCERE」以来、約4年ぶりとなり、初の写真集となる本作はフランスのパリと北部・ノルマンディーで撮影。タイトルにもある「Etoile」（星、花形、スターという意味のフランス語）をテーマに、内包する“圧倒的なスター性”が全体にちりばめられた作品となっている。 4月27日（土）に開催された発売記念プレス取材会に登壇した川村は、写真集を手に「SNSなどで皆さんのリアクションを見てはいるのですが、まだあまり完成した実感がなくて。今日この後の発売記念イベントで、皆さんにいろいろお話を聞いてやっと実感が湧いてくるのかも」を笑みを。 タイトルを「Etoile」に決めた理由はスタッフからの提案と話しつつ、「その名にふさわしい人になれるようにと自己暗示も込めてこのタイトルを選んだ」と。“スター”になるために身に付けたいことを問われると、「ちょっと厳しいところがあり、以前、人から“全部が全部お前みたいにできるわけじゃない”と言われたこともあって。より人の気持ちを考え、優しくできる人に」と前を見据えた。 撮影地にフランスを選んだ理由については「写真集というところでアート性も大事にしたいなと思っていたのですが、そういう街並みってどこだろうと考えた時に、パリはファッションブランドのお仕事をさせていただいたこともあってずっと気になっていて。地元の大阪というアイデアもあったのですが、この機会だから行っちゃえと（笑）」と告白。 川村のお気に入りはシベリアンハスキーの“ネボ”と共に写っている笑顔のカットだそうで、「撮影2日目くらいの時にワンちゃんとたわむれている夢を見たのですが、それをメイク車で話しても皆さんなんだかしれっとしていて（笑）。そしたらメイクさんがネボを連れてきて、“今日散歩してもらいます”と。全く知らされていなかったのでそのインパクトが強かったのと、いざ写真を見てもかわいすぎて」とにっこり。「ずっと好きな犬種で、ちょっと抜けているところがいい」とその愛を語った。 なお、ファン垂涎のセクシーなカットも見どころの一つだが、体作りについては「バキバキすぎてもあれかなと思いつつ、かと言ってわがままボディーでも良くないなと思って（笑）。あまり意識せず、でもだらけすぎずで、普段通りでいかせてもらいました」と。 撮影中にはハプニングもあったそうで「カメラマンのISACさんがめちゃめちゃ面白い方なんです。地下鉄でも撮影していて、ある駅に到着した時にISACさんが窓の外から車内の僕を撮っていたのですが、発車前に乗り込もうとしたらドアが閉まっちゃって（笑）。その時の絶妙な間、雰囲気、顔と全てが完璧で、もう去年の5本の指に入るくらい面白かったです」とそのエピソードを披露した。 なお、川村は今年で芸能活動を開始して10年に。日々を振り返り、川村は「2014年の5月8日に上京し、もうすぐ10年が経とうとしていますが、あっという間といえばあっという間。ひとつひとつ自分の頭の中で掘り返していくと、本当に大変だったこともあったのですが、それが気にならないくらい恵まれているなと感じる瞬間が多いです」と感謝を。 今後挑戦してみたいことは「声優さん」といい、「アニメや漫画がすごく好き。ゲームも家に200～300本くらいあって、プライベートは完全にそっち系です」と。「現実にはそんなんおらんやろっていうくらいカッコいい役だったり、敵の大ボスみたいな役もやってみたい」と意気込んだ。 そして、最後には「この写真集を通し、僕の魅力をお伝えできたらと。最後のほうにはインタビューカットもあり、他では話したことのない踏み込んだこともお話しています。僕の伝えたいことがしっかりこの一冊に詰まっていると思います」とアピールし、会見を締めくくった。