ジョーダン、チェンバレンらを抑えて1位に立つのは現役のモラント!NBA開幕戦平均得点ランキング<DUNKSHOOT>
現地10月22日の開幕まで、残り2週間を切ったNBA。来年4月まで続く長丁場のレギュラーシーズンの幕開けが目前に迫っている。 【動画】河村の“先輩”はNBA屈指の身体能力の持ち主!“跳人”モラントのキャリアTOP25プレー 開幕時点ではすべてのチーム・選手が横一線。オープニングゲームは、そのシーズンにいいリズムで入っていけるかという点で非常に重要だ。 では過去のNBA開幕戦で、最も高得点をあげたのは誰なのか。キャリア平均と、1試合最多のランキングは以下の通りとなっている。 ■開幕戦平均得点ランキング ※所属チームにとってのシーズン最初の試合が対象。*=現役 1位:ジャ・モラント*/32.3点(4試合) 2位:マイケル・ジョーダン/30.8点(14試合) 3位:ウィルト・チェンバレン/30.2点(13試合) 4位:ドミニク・ウィルキンス/29.4点(14試合) 5位:ジェリー・ウエスト/28.1点(12試合) 6位:エルジン・ベイラー/27.4点(14試合) 7位:エイドリアン・ダントリー/27.1点(13試合) 8位:ルカ・ドンチッチ*/27.0点(6試合) 9位:アンソニー・デイビス*/26.7点(12試合) 10位:コビー・ブライアント/26.5点(15試合) ■開幕戦得点ランキング ※所属チームにとってのシーズン最初の試合が対象。*=現役 1位:ウィルト・チェンバレン/56得点(1962年) 2位:マイケル・ジョーダン/54得点(1989年) 3位:エルジン・ベイラー/52得点(1959年) 4位:カイリー・アービング*/50得点(2019年) 4位:アンソニー・デイビス*/50得点(2016年) 4位:マイケル・ジョーダン/50得点(1986年) 7位:ウィルト・チェンバレン/48得点(1961年) 8位:アレックス・イングリッシュ/47得点(1985年) 8位:キキ・ヴァンダウェイ/47得点(1984年) 10位:ジェイレン・ブラウン*/46得点(2021年) 10位:モンタ・エリス/46得点(2010年) 10位:デイル・エリス/46得点(1988年) 10位:ワールド・B・フリー/46得点(1979年) 平均得点で1位に立つのはメンフィス・グリズリーズのエース、モラントだ。八村塁と同じ2019年のドラフト全体2位で指名された逸材は、デビュー戦となった同年の開幕戦は14得点と控えめなスタートだったものの、2年目の2020年は44得点と爆発。この年はチームを4年ぶりのプレーオフに導いた。 以降も21年は37得点、22年は34得点と初戦からエンジン全開のモラント。昨年は自身の拳銃トラブルにより25試合の出場停止処分が科されていたため、今季は2年ぶりの開幕戦出場となる。プレシーズン初戦で足首を痛めてしまったが、軽傷とのことで問題なくコートに立てるだろう。 1試合単位で見た開幕戦最多得点は、“伝説の巨人”チェンバレンの56得点。このシーズンはNBA歴代2位の平均44.8点という怪物的数字を残している(1位は前年に自身が記録した50.4点)。 開幕戦の平均、試合別でともに2位のジョーダンは、キャリア3年目の初戦に自身初の50得点をあげると、同シーズンに平均37.1点で初の得点王を獲得。3年後の89年には54得点を叩き出し、開幕戦で2度50点以上をマークした史上唯一の選手となっている。現役のモラントの今季開幕戦次第では、平均で1位返り咲きの可能性もありそうだ。 河村勇輝の“先輩”としても注目のモラント、さらにはランキングに入るドンチッチやデイビス、その他の選手の爆発はあるのか。NBA2024-25シーズン、開幕戦から要チェックだ。 構成●ダンクシュート編集部
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