小池都知事が記者会見4月10日(全文2)保育園は生活に必須な仕事の方々に必要
協力金を受け取れる時期は?
ニコニコ動画:ニコニコ動画の七尾です。よろしくお願いします。質問が2点あります。まず1点目が、都知事、都の要請に応じ休業する事業者に協力金を支給するお考えを示されましたけれども、これは非常に重要な問題で、事業者の方が受け取れる時期については、いつを想定されているんでしょうか。 小池:まだその次に質問はありますか。 ニコニコ動画:もう1点は保育園の問題でして。保育園について、例えば東京23区の各区で対応に違いがありまして、保護者と保育園側で困惑している状況が伺えます。この問題について都知事はいかがお考えでしょうか。この2点です。 小池:最初の、時期でありますが、今回はおおむね1カ月ということで宣言が発出されたときに、安倍総理のほうから8割減らしましょうという数字なども出されたかと思います。基本方針ですかね。方針が語られ、それがおおむね1カ月ということで、5月の6日ということで伺っております。この間ご協力をいただくということでございますので、これについては実際に5月の6日までご協力いただけるかどうかというのを確認も必要かと思います。確認の方法につきましては、またご連絡、ご報告させていただきますけど。 まずここで人流を止めていくという、そのようなことが大目的でございますので、それらを確認しながらという話になろうかと思います。詳細についてはできるだけ早くお伝えをしていきたいと思います。いずれにしましても、ぜひご協力いただいて、1店舗だけの方は50万、それから2店舗お持ちの方、それ以上の方もおられますでしょうけれども、それは100万円という数字を今日は明確に提示をさせていただきました。
保育園の対応が各区で違うがどう思うか
ニコニコ動画:あと保育園。 小池:保育園。ごめんなさい。保育園のほうは、先ほど申し上げましたように、どうしても生活に必須のお仕事に就いておられる方々で子育て中という方々のお子さんをお預かりするというのも必要になってきますので、その意味で保育園の皆さま方にはそういったことも勘案しながら、かつ衛生的に、しっかりと管理をした上で行ってください。 ただし、それは地域の方々の、区市町村の判断ということも出てくるかと思いますが、幼稚園や保育園については、都としてはすでにルール、都としての考え方についてはお伝えをしております。なお、それでも地域によってはまたそういう、どうしても働いて、看護師さんなど医療従事者の方、でも預かってもらえるところがないっていう方々には、ベビーシッターの活用をお勧めしていきたいと思います。 これについてもあとから税金がむしろ掛かるんじゃないかとか、そういったことについては税務のほうで国税等のほうでも動いていただければと、このように思っておりますし、今日いただいた各議会の会派の中にもそのようなご要望があり、まっとうなご意見だというふうに考えております。いずれにしましても、必要な社会の部分は動かしていく。そのために必要なバックアップをするという判断で、保育園をどう動かすか、どう開いていくのか、いや、閉じるのかという判断に、それぞれの判断もお願いをしたいと。それは園のほうもそうですし、それからご本人、ご家族の判断もそうだと思っています。 【書き起こし】小池都知事が記者会見4月10日 全文3に続く