とにかくクールなPC「Zenbook S 14」は処理性能が少し気になる
バッテリー性能
Zenbook S 14は、ブラウジングやさまざまな作業を終日行なえるバッテリーを備えています。 今回数日間触ってみて、充電が必要になるまで平均8時間駆動しました。これは終日外出する、頻繁に持ち出すといった方を除いて、ほとんどの人にとっては十分といえるはずです。 Intel Core Ultra 200Vシリーズのセールスポイントの1つとして動画再生のテストで20時間以上再生可能というものがあります。これは最新のARMと同等かそれ以上の性能です。これらの宣伝については高負荷のタスクがない前提となっています。当然普通に使っていたらこれほど長持ちはしません。 とはいえZenbook S 14は72Whの大容量バッテリーを搭載しているので、詳しいテストは行なう必要がありますがバッテリー性能は良いと思います。
ASUS Zenbook S 14の総括
Zenbook S 14の購入を検討している人に1つアドバイスをするとすれば、Intel Core Ultra 7 258V搭載でRAMが32GBのモデルを選んだほうがいいでしょう。 32GBのRAMであることも長期的に使用すると考えれば適していますし、PCの潮流を考えてもこちらのほうがいいでしょう。 さて、言及するのが最後になりましたが、Zenbook S 14はLunar Lake搭載ということもありすべてCopilot+ PC認定となっています。これについてはCopilot新機能やリコールなどを試してみたいといった方は最大47 TOPSのNPUを思う存分使ってみていただければと思います。そうでなければ、現状ではこのあたりは無視してもいいでしょう。 Zenbook S 14はほかの14インチノートPCと比べてもポートも多く、デザインも良いので広くオススメできます。とはいえ、価格に見合った性能はあるものの、パフォーマンスは少し物足りなく感じますね。クールなデザインに見合うパワーがもう少しほしかったところです。
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