中国百度、7─9月期の売上高3%減 広告収入振るわず
Brenda Goh Akash Sriram [21日 ロイター] - 中国の検索大手、百度(バイドゥ)が21日発表した第3・四半期決算は、売上高が3%減となった。政府の景気刺激策にもかかわらず、広告や個人消費が振るわなかった。 売上高は335億6000万元で、LSEGがまとめたアナリスト20人の予想平均334億3000万元を上回った。 純利益は14%増の76億3000万元で、市場予想の46億7000万元を上回った。 オンラインマーケティング事業の売上高は、4%減の188億元(26億ドル)となった。アナリスト予想は188億9000万元だった。 人工知能(AI)クラウド部門が好調で、広告収入の低迷をある程度補っている。 ロビン・リー最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、今後の回復傾向には引き続き楽観的だと述べた。