WWEがNOAHを侵略!現WWEスーパースターのオモスがGHCタッグ王座戴冠!
1日、東京都・日本武道館にてABEMA PPVにて生中継された『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025』が開催。WWEのオモスがNOAHのタッグ王座戴冠を果たした。 GHCタッグ王座を保持していたのは、丸藤正道&杉浦貴というNOAHの象徴的な2人。 今回挑戦することになったのは、悪のユニット【TEAM 2000 X】ジャック・モリス&オモス。モリスのパートナーはXと発表されていたが、その正体がWWEのオモスであることが明かされると大きな衝撃が走った。 オモスは“ナイジェリアの大巨人”の異名を持つ221cmという規格外の体格を持つスーパースター。隣に立つ183cmのモリスが小柄に見えるそのスケール感には日本武道館が沸いた。 試合が始まると、オモスはその圧倒的パワーで圧倒。ならばと丸藤&杉浦はモリスに狙いを定めて2vs1の状況を作って上手く立ち回っていく。 しかし、モリスはオモスの肩に乗って約4mの高さから丸藤へフロッグ・スプラッシュ。オモスは杉浦を場外からエプロンへと叩きつけるチョークスラムで制圧。さらにオモスがダブル・チョークスラムで叩きつけて丸藤から3カウント。NOAHの王座がWWEに流出するという事態となった。 バックステージに戻ったオモスは「ベストジャイアントだ。今生きている中で。リビングレジェンドだ。誰も俺に触れられないし、誰も俺を見れない。歴史を作ったぞ」とNOAHの歴史を動かした重みを噛み締めた。 WWEとABEMAの関係が始まってからは日本のプロレス団体にWWEスーパースターが参戦する機会も増えてきたが、スポット参戦ではなく王座戴冠まで果たしたことは異例。王座戴冠を果たしたオモスがNOAHに継続参戦する可能性は濃厚であり、NOAHの王座がWWEのリングで争われる可能性もゼロではない。 これからもWWEがNOAHを侵略していくことになるのか、NOAHがWWEを打倒して矜持を見せていくのか。今後の展開に期待したい。