葉加瀬太郎「左の顔半分がまひしちゃって」 ツアー開幕で演奏披露 現状についても報告
バイオリニストの葉加瀬太郎さん(56)が、7日から秋ツアーをスタート。前日の6日に公表した“顔面神経まひ”の現在の状況について明かしました。 【画像】『ラムゼイハント症候群』を公表した葉加瀬太郎さん 葉加瀬さんは6日、公式サイトを通じて顔面神経まひの『ラムゼイハント症候群』と診断されたことを公表。顔面の左半分が動かなくなっていることを明かしていました。
■MCで現在の状況語る「少しずつ…」
相模女子大学グリーンホールで始まった今回のツアー。“平均年齢60歳のバンド”と紹介されている『TARO HAKASE&THE LADS(タロウ・ハカセ・アンド・ザ・ラッズ)』として、12月28日まで全40公演を行うことが予定されています。 第1部は、ジャジーなロックナンバー『Moon Beams』で幕開け。サンバのリズムが心地よい『VIDA FELIZ』や、美しいフルートの演奏が堪能できる『消えたベラスケス』など、メンバーたちが手がけたバラエティーに富んだ楽曲で観客を魅了しました。
MCに入りメンバー紹介が終わると、「ニュースにも出ておりましたが…」と病気について口を開いた葉加瀬さん。「ちょうど1か月前から左の顔半分がまひしちゃって、でも少しずつ良くなってきている」と説明し、ファンを安心させる一幕がありました。
第2部では、葉加瀬さんの定番曲や久しぶりに演奏する曲などを披露。2003年のアルバム『Traveling Notes』に収録された『大地のうた』や、葉加瀬さんが「30歳の頃に書いた」という楽曲『エターナル』などをパフォーマンスしました。 本編が終了し、アンコールで「年末まで続くツアーの初日ですが、みなさんのおかげで大変楽しくできました」と話し、言葉を詰まらせた葉加瀬さん。「心から感謝します」と頭を下げ、「我々はこの年で結成したバンドですから、解散する意味もありません。なので誰かが欠けるまでは続けたいと思います」と宣言すると、メンバーからは笑みがこぼれました。そして、葉加瀬さんは最後まで観客に大きく手を振り、ステージを去りました。