白井賢太郎内野手

　◇攻守で存在感示す　白井賢太郎内野手＝１年 　長崎県佐世保市から二つ上の兄を追い入学。尾崎悠斗選手と鉄壁の二遊間を形成する。「守備は自信がある」と話す１年生は、昨秋の公式戦でレギュラーを勝ち取ると、「試合を重ねるごとに自信を増した」と全試合出場を果たした。九州地区大会決勝の大島（鹿児島）戦では満塁本塁打を放つなど攻守で存在感を見せた。「スイングスピードを上げ、もっと高いレベルの打撃を」。重いバットを使い打力アップを目指している。 　◇楽しむことを意識　尾崎悠斗内野手＝２年 　小学４年で野球を始め、中学時代は糸島ボーイズで投手兼遊撃手として年代別の日本代表に選ばれた。守備範囲の広さ、正確なグラブさばきで内野陣を支える。「楽しむことを意識する」メンタルが好プレーを生んでいる。九州地区大会、明治神宮大会では「相手投手の速い球に打ち負けていた」と打撃面の改善に取り組む。センバツで対戦する可能性がある浦和学院（埼玉）には代表時代のライバルや友人も多く、対戦を心待ちにしている。 　◇レギュラー獲得に意欲　毛利和暖捕手＝２年 　愛知県出身。小学生だった２０１５年、夏の甲子園で８強に進んだ九国大付をテレビで見て「強いチーム」と憧れを抱いた。主に控え捕手として正捕手の野田海人主将の登板時に捕手を務める。昨秋の県大会決勝で本塁打を放つなど打撃力は高い。三塁手として試合に出たこともあり、レギュラー獲得に意欲を見せる。冬場は送球を一から見直し、バウンドの球を止める技術を高めてきた。捕手でも三塁手でも出場できるよう備える。 〔福岡都市圏版〕