大阪府・松井知事定例会見6月21日(全文3完)豊洲なら半年早く決断できた
豊洲移転問題についての小池知事のプランについての評価は?
司会:それでは政務に関するご質問をお受けいたしますが、15時をめどに終了いたしますので、ご協力よろしくお願いいたします。 松井:はい。 記者2:豊洲の移転問題について、小池知事があらためて小池プランを発表したわけですが、〓*** 00:53:48〓というか評価をお願いしたいんですが、どうですか。 松井:いや、もう豊洲でしょう、だから。それは選挙のことを思って、豊洲、築地、両方のそれぞれの希望されてる方の気持ちに配慮したと思いますけど、あれは結局豊洲ということです。それで、豊洲に移転したあと築地の再整備を役所がやったら大失敗すると思いますね。だってそれは、これはもう大阪が経験してるんですよ。役所がさまざまな、食のテーマ館とかやったら、もう大阪市も大阪府も、役所がさまざまな民間でできる施設をやって今まで失敗し続けてますから。それはもう築地で民間の事業者を公募してやればいいと、こう思っています。 僕はちょっと思うけど、一度引っ越ししてもらって、今度はもう一度帰りたい人だけ帰りって、これはちょっともうあり得ない発言だと思いますよ。僕だったら、もう造ってしまったから豊洲にします。これが豊洲を造る前やったら僕はもうちょっと考えてたよ。あれだけのものが要るかどうか。でももう造ってしまったんだから、これは豊洲に移転ということをごまかさずにはっきり言ったほうがいいんじゃないのと、こう思っていますね。 それからもう1つ、同じ豊洲やったら、せめてあと半年は早く決断できたんじゃないのと思いますね。1年かける必要はあったのかなという感じですね。僕や橋下やったらもう完成してるんでね。土壌の汚染の状態は確認はしたけど、それがやっぱり、市場の表面になんの問題なしということが分かった時点で、われわれなら判断していましたね。日々お金の無駄遣いになりますから。東京都は非常に豊かだから、そこまで切羽詰まることはないかもしれないけど、大阪やったらもうそんなん、1日500万とかそんな、もうあり得ない話ですよ。 記者3:堺市長選ですけれども、元アナウンサーの清水健さんが維新からの出馬を辞退されたというのがあるんですけれども、これの事実関係については、代表としてはどのように感じておられますか。 松井:それは、今いろいろと馬場議員も交渉やってるところなんで、今日の時点ではちょっと発言は控えておきます。辞退というか、いろいろあったわけです。皆さんが取材してください。 記者3:維新としてはいつまでに候補者を決めたいとか、その辺りはいかがですか。 松井:早く決めたいと思いますよ、これは。とにかくいろんなことがありましたから。 記者3:すいません、そのとにかくいろんなことがあった中の1つに、一応打診はしたっていうことだけは。 松井:打診したも、打診されたもあるんでね、これは。 記者3:されたも。 松井:だからそこら辺は、今日の時点で僕は何も言いませんけど、皆さんが取材すればどうですかということです。 記者3:清水さんへの打診と、清水さんからも打診されたという、この2つが。 松井:打診があって断ったというような報道がされてるけど、それ、逆のパターンもあるんじゃないですかいうて、僕は言ってるんですよ。でも今、馬場さんが、馬場幹事長がいろいろやってるときに、この件で僕がこうだったと言うのはちょっと控えさせてもらいます。 (完)【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2017年6月21日