B2福岡がプレシーズンゲームに勝利 新監督「選手の長所を生かせるチームつくる」
バスケットボールBリーグ2部(B2)のライジングゼファー福岡は12日、福岡市の照葉積水ハウスアリーナで3部(B3)の香川とプレシーズンゲームを行い、69―65で競り勝った。 ■その差55センチ…富樫勇樹vsウェンバンヤマが話題【写真】 公式戦ではないが、ホームの観客を前に負けられない試合。福岡は香川のアグレッシブなディフェンスを崩せず、前半を35―36とリードされて終わる。第4クオーターの残り3分で逆転に成功すると、フリースローによる連続得点でようやく相手を振り切った。 昨季に続いて主将を務めるスモールフォワードの寒竹隼人(福岡大大濠高出身)は「出だしのインテンシティー(集中力)が足りなかったが、粘り強く戦ってホームで勝てたことは良かった」とホッとした表情。今季から指揮を執る浜口炎監督は「リバウンドを取れず、インサイドでの得点も伸びなかった」と反省点を述べつつ、「選手の連係を強化して、それぞれの長所を生かせるようチームをつくり上げていきたい」とシーズン開幕に向けて前を向いた。 B2は10月5日に開幕し、福岡は敵地で鹿児島と対戦。同12日のホーム開幕戦は照葉積水ハウスアリーナで熊本と戦う。(山崎清文)
西日本新聞社