秋の火災予防運動 宇都宮市消防局に火災対策を聞く
とちぎテレビ
11月9日から15日は秋の全国火災予防運動期間です。空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期を迎え消防は大切な命と財産を守るために対策をしっかりしてほしいと呼びかけています。 宇都宮市消防局の管内で、2023年1年間に発生した火災は110件で、そのうち亡くなった人は5人、けが人は23人でした。 出火の原因は自宅の庭や空き地でのたき火が13件で最も多く、たばこの火の不始末が11件、コンロと放火がそれぞれ7件と続きます。 冬場の発生が半数以上を占めていて、ストーブなどの暖房器具による火災も多いということです。 全国的に見ても同じような出火原因が上位を占めているということで住宅火災を防ぐためにはどのようなことが大切なのでしょうか。 安全装置のついたストーブやコンロを使う、燃えにくい素材のカーテンにするといった対策が効果的です。 さらに住宅用の火災警報器の設置・点検も必要です。 また、住宅用火災警報器を設置していた場合、設置していない場合に比べて焼損面積がおよそ2分の1になるといいます。 宇都宮市消防局は火災が発生しやすくなるこれからの季節に備えて、対策をしっかりしてほしいと呼びかけています。
とちぎテレビ