小池都知事の定例記者会見9月24日(全文1)盛り土問題内部調査結果今月中に
若狭議員および「都民ファーストの会」、政治塾との関わりについて
読売新聞:あと、もう1点、幹事社からの。ちょっと都政を離れてしまうんですが、知事選で知事を支援していた若狭氏が衆議院10区補選の自民党の公認候補になるということでその受け止めと、あと知事を支援した区議さんたちが「都民ファーストの会」という政治団体を設立したようなんですけども、それについての知事との、知事の政治塾との関わりというのはどういったものなのかをお聞かせください。 小池:はい。若狭さんが自民党の公認を受けたというのは、各種調査なども含めて、勝てる候補ということ。この1点にまず尽きると思います。私のあとを受けて、自民党豊島総支部の総支部長でもあります。それからまた地域の方々との接点を十分にお持ちの方でございます。ほかがどういう方々が応募されたのか私は存じておりませんし、関心もないんでありますけども、若狭さんが候補として選ばれるというのは、まず当然かと思われます。 で、一方で都連のほうで、豊島区の私を応援してくれた区議5名に対しては離党勧告と。そして、離党勧告を迫っているということでございますけれども、これから戦おうというときに、はい、こっちは離党勧告、そして負けたほうを応援した人たちについては何もなしということについては、私は若干といいましょうか、都民の感覚からすれば、解せないのではないだろうかと思っております。 党本部のほうは二階幹事長をはじめ、古屋選対委員長もそうでありますけれども、非常に大人の対応をしていただいてるわけでありますけれども、まだこういった形で続くのかといいますと、それは選挙にもマイナスの影響を与えるのではないだろうかと心配もするところであります。 読売新聞:ぜひ政治団体についても。 小池:政治団体。都民ファースト。 読売新聞:の会。 小池:いい名前だと思います。以上です。 読売新聞:政治塾との関わりについては。 小池:政治塾は、これは都知事選終わってからのその応援していただいた方々、それから、結構面白いのは高校生とか、大学生とか、とても若い方々も非常に関心があるということで、お問い合わせをいただいております。ですから、18歳からの選挙権ということになっているわけで、そういう若い人からも関心を持たれたということについては、政治についての若い方々の興味を増加させたという点でも私は良かったのかなと思いますし、そういった思いを持った方々を受け止めるという意味では、役割、社会的な役割もあるのかな、というふうに思っております。 読売新聞:幹事社からの質問は以上です。質問のある社は手を上げて、指されたら、所属、指名を述べた上で質問してください。 小池:じゃあ、ネクタイの方。はい。 【連載】小池都知事の定例記者会見9月24日 全文2へ続く