スーパー侵入し従業員襲ったクマを捕獲・駆除 発生3日目で終結 「雪が薄く積もった程度では冬眠しない」注意継続を【秋田発】
「車庫や倉庫の扉は閉めて…」注意呼びかけ
12月1日、警察がドローンを飛ばして調べたところ、売り場にクマの姿はなく、その後バックヤードで動き回る様子を確認し、封鎖した。 1日午後7時50分ごろに蜂蜜やリンゴなどを入れた箱わなを出入り口周辺に設置。2日午前4時ごろ、捕獲に至った。 一方、捕獲の一報を前に2日朝、近くの小学校では児童が保護者とともに車で登校し、クマよけの鈴を鳴らしながら足早に昇降口に向かっていた。 見守りボランティアの男性は「驚きだね。学校があるかが心配だった」と話した。 土崎小学校の長谷川久寿校長は「まさかここで出るとは思っていなかったし、情報も入ってこなかった。クマだけでなく、色々なところに危険が潜んでいるので、普段から安全指導をしっかりしていきたい」と語った。 秋田県内では、11月下旬から市街地でのクマの目撃が相次いでいる。県は「クマは、薄く雪が積もった程度では冬眠しない」として、車庫や倉庫の扉を閉めておくなど、被害防止への注意を続けてほしいとしている。 (秋田テレビ)
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