センバツ21世紀枠候補校・舟入を表彰 「さらに強く」誓う /広島
来春の第93回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の21世紀枠候補校に推薦された広島市立舟入(中区、柳智子校長)に26日、日本高野連と毎日新聞社から表彰状が贈られた。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 部員不足に悩まされ、手狭なグラウンドでは打撃練習などが制約されるが、創意工夫で克服。難関大学への進学実績もあるなど文武両道の実践が評価された。新チームは16人の少数ながら、秋季県大会では強豪の瀬戸内を6―0で破って16強入りした。 県高野連の山田剛司会長は「たゆまぬ努力が素晴らしいチームを作り上げた。これを糧に、一回りも二回りもいいチームになってほしい」と激励。表彰状を受け取った府山亮治主将(2年)は「廃部の危機を乗り越え、野球部を守り続けた先輩方や保護者の声援に改めて感謝します。さらに強いチームになることを誓います」と述べた。 21世紀枠は12月11日に中国地区の候補1校が発表され、2021年1月29日の選考委員会で出場校が決まる。【宇城昇】