〔ロンドン外為〕円、157円台前半(6日正午)
【ロンドン時事】週明け6日午前のロンドン外国為替市場では、トランプ次期米政権による関税政策に関する一部報道でドルが主要通貨に対して急落する中、円相場でも1ドル=157円台前半で上昇した。正午現在は157円15~25銭と、前週末午後4時(157円34~44銭)比19銭の円高・ドル安。 時間外取引での米長期金利の上昇を眺めた円売り・ドル買いなどが優勢となった海外市場の流れを引き継いだ。その後は小幅にもみ合う展開となったが、トランプ氏が意向を示す輸入関税導入を巡り、重要品目のみに課すことを検討しているとの報道を受け、円買い・ドル売りが加速した。 対ユーロは1ユーロ=163円78~88銭(前週末午後4時は161円88~98銭)と、1円90銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0416~0426ドル(同1.0284~0294ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2539~2549ドル(同1.2399~2409ドル)。