まさに“スーパー1年生”…早くもリーグ戦デビューのU18戦士(4)すでにレギュラーの“MVP男”
昨年の侍ジャパンU18高校日本代表メンバーが、次のステージで躍動している。代表20人のうちソフトバンク・前田悠伍投手、阪神・山田脩也内野手ら5人がNPB入りする中、12人が大学進学を決めた。今回は、春季リーグ戦で早くもブレイクの兆しを見せている選手を厳選し、紹介する。
緒方漣(横浜→国学院大)
打撃、守備ともに世代トップクラスの実力を誇る内野手。1年夏、2年夏は甲子園に出場し、1年夏には1年生では史上初となるサヨナラ本塁打を放った。 3年夏は神奈川大会決勝で敗れたものの、U18W杯では打率.542(24打数13安打)、5打点の活躍で世界一に貢献し、大会MVPを獲得した。 打撃だけでなく内野守備も超高校級。申し分ない実績と実力をひっさげ国学院大に進学した。リーグ開幕戦は「7番・指名打者」でスタメン出場するも2打数無安打。その後は1番や6番を打ち、青山学院大との2回戦ではリーグ戦初安打をマークした。 第2週からは二塁の守備にも就いており、ここまで10打数1安打ながら攻守ともに期待値は高い。 レベルの高い東都リーグで成長し、4年後のプロ入りを果たすことはできるか。今後も大きな注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部