京都精華学園がウインターカップ3連覇…慶誠は善戦及ばず熊本県勢初の準優勝
12月28日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の女子決勝が東京体育館メインコートで行われ、京都精華学園高校(京都府)が慶誠高校(熊本県)を下し3大会連続3度目の優勝を果たした。 第1クォーターは慶誠がオフェンスリバウンド拾い波状攻撃を見せていたが、京都精華学園も林、橋本、桃井のガードトリオを中心に主導権を奪取。京都精華学園5点リードの18-13で突入した第2クォーターは、一時2桁点差となったものの、慶誠は司令塔の岸が奮闘し10分間をタイスコアと粘闘。35-30で折り返した。 ハーフタイム明けの第3クォーターも、京都精華学園が好スタートをきり突き放すかと思われたが、慶誠は同残り4分から陽本と岸の3連続得点でクロスゲームに。京都精華学園3点リードで迎えた勝負の第4クォーターは、慶誠を支えてきたジョバが7点差の残り4分でファウルアウトとなる緊急事態に陥りながら、ヘンリーが攻守に躍動し、澤田が反撃の3ポイントを成功し望みをつないだ。それでも、最後は京都精華学園2点リードの残り21秒に坂口が強引に3ポイントを成功。絶対女王が59-54で競り勝った。 3年連続の夏冬連覇、そしてU18日清食品トップリーグも含めた2年連続高校3冠を達成した京都精華学園は、ンガルラ ムクナ リヤが15得点7リバウンド4ブロックと攻守に躍動し、ユサフ ボランレ アイシャットも10得点9リバウンドで2桁得点を記録。キャプテンの林咲良は7得点6アシストをマークした。 一方、ノーシードから躍進を続けてきた慶誠は、熊本県勢として初の準優勝。陽本麻生が15得点7リバウンド、岸希が7得点をマーク。大会を通して驚異的な活躍を見せてきたロー ジョバは16得点15リバウンド2ブロックを記録したが、最後はコートに立つことができなかった。 ■試合結果 <東京体育館 カップヌードルコート> 京都精華学園 59-54 慶誠 精華|18|17|13|11|=59 慶誠|13|17|15| 9|=54
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