インド原潜「アリガート」就役 2隻目、対中国抑止力を向上
【ニューデリー共同】インド国防省は29日、国産原子力潜水艦の2隻目「アリガート」が海軍に就役したと発表した。覇権主義的な行動を強める中国に対抗する狙い。2016年に配備した初の国産原潜「アリハント」よりも進歩した技術を盛り込んだとし「潜在的な敵対勢力を抑止する能力が高まる」とした。 地元メディアによると、アリガートは全長約112メートル。核弾頭を装備した弾道ミサイルを搭載でき、750キロ先の標的を攻撃できる能力を持つ。 シン国防相は「核抑止力を高め、インドの安全保障に決定的な役割を果たす」と述べた。