レッドブルF1のホーナー代表、開幕戦バーレーンGPに向け現地に移動中。不適切行為疑惑への判断どうなる?
レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、女性従業員に対する不適切行為疑惑によって注目を集めているが、29日に走行が始まるF1開幕戦バーレーンGPに向けて出発した事がわかった。 【ギャラリー】グッズ化希望のファンも多いはず? F1ドライバーの2023年”特別ヘルメット”怒涛の25連発 2月初旬、ホーナー代表はレッドブル・レーシングの親会社であるレッドブルGMbHから、とある女性従業員に対する不適切行為について調査を受けていることが明らかになった。 ホーナー代表はこれを否定していたが、2月9日にはレッドブルの代理である外部の法廷弁護士による事情聴取が行なわれた。 F1やFIAは問題への懸念を表明し、そして2026年以降のパワーユニット開発で提携するフォードも透明性の確保や早期解決を要望。29日にはF1開幕戦バーレーンGPの走行が迫っていたため、それに先立って何らかの決断が下される可能性もあると見られてきた。 その後、ホーナー代表の問題に関しては具体的な調査結果の公表や決定がなされないまま、新車発表やテストが行なわれ、そこに彼も参加した。 そして現在、ホーナー代表はバーレーンへと移動中で、28日遅くに現地へ到着する見込みだと分かった。 最終的な判断はまだ下されていないと考えられているが、バーレーンGPにホーナーが参加するということが、レッドブル側としてはホーナーの不適切行為疑惑を晴らす方向に傾いていることを示唆している可能性がある。
Jonathan Noble