【77人のクルマ好きが選ぶ】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、60位~51位篇 まもなく終焉を迎えるスポーツカーと未来のスーパーカーが交差する!
アウディTT/TTSクーペとジャガーFタイプ、乗っておきたいですね
あっという間の年度末到来! 雑誌『エンジン』の大人気企画、輸入車、日本車ともにいま買える新車の中から、41人の自動車ジャーナリストと36人のエンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員が注目の100台を選んだ「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」も総決算。エンジンウェブで未公開だった100位~1位までの全100台を、ランキング形式で発表していきます。クルマ好き垂涎の人気車や最終モデルも多数ランクイン。自動車ジャーナリストの皆さんの熱々コメントもぜひ参考にしてください。 【順位表】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、60位~51位篇 ※購入可能な車両及びその本体価格は、2023年7月現在のものです。 ◆第60位 マクラーレンGT マクラーレンの中でも異端児的なGT。ゴルフバッグを積めるスペースを確保する。「それって意味あるの?」と思われそうだが明らかにゴルフ場に早く着く。(九島辰也さん) 長時間のロングドライブでも疲れを感じさせないのは、さすがはGTを名乗るだけのことはある。その滑らかで上品なスタイルも、個人的にはおすすめだ。(山崎元裕さん) ◆第59位 アストン・マーティン・ヴァンテージ(ロードスター含む) マレク・ライヒマンがデザインチームを率いる最新のアストンのカッコよさは群を抜くもの。ヴァンテージは、見るたびプロポーションの美しさに惚れ惚れする。(藤野太一さん) 過去にV8ヴァンテージでスーパーGTを戦った経験があり、このシルエットには思い入れがある。デザインの進化がアストンらしい気品に満ちている。(松田秀士さん) ◆第58位 レクサスIS IS500。コンパクト・セダンに5LのV8自然吸気エンジンを積んでしまったなんて、どこかで聞いたような......以前乗っていたW124・500Eの現代版がここにあった!(編集部・村山) 電動化へ向かうはずのレクサスの白鳥の歌? V8の魅力が堪能できる、おとなっぽいセダンとしてみごとな出来映え。トルク重視のV8の味も忘れがたい。(小川フミオさん) ◆第57位 モーガン・プラス・フォー 約90年ぶりにフレームまで刷新したとはいえ、モーガンはモーガン。マニュアルをデフォルトとして残したことには矜持を感じる。(武田公実さん) いまだに木の骨格を使い続けていることが、独特の走り味につながっている。それでいてエアコン・パワステ付きなのでイージーに乗れるところもいい。(森口将之さん) ◆第56位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む) 2リッター・ディーゼルの出来が最高にいい。すべてのディーゼルの中で、トップ級に素晴らしい。もちろん実用性は満点。ロングドライブに行きたい。(清水草一さん) FFとは思えないほどグイグイ曲がる旋回性能が魅力。走行性能、快適性、実用性すべてにおいていまだCセグメントの世界基準となるモデル。(藤野太一さん) ◆第55位 アストン・マーティンDBX(707含む) 背が高く幅広く長く大きいSUV。スポーツカーさながらの旋回性を示し、高さによる不安のカケラも感じさせない凄さがアストンらしい。(桂 伸一さん) 美しさとプレミアム性を兼ね備えたブリティッシュネス溢れるSUV。凶暴な速さと痛快なハンドリングを併せ持つDBX707は次期ボンドカーに適任。(藤原よしおさん) ◆第54位 アウディTT/TTSクーペ 際だつデザインと扱いやすいサイズのボディにより、気軽にクーペの魅力が堪能できるアウディのコンパクトスポーツ。もうすぐなくなるのは惜しい。(生方 聡さん) 実用サイズに後席もお世辞抜きで大人が座れ、シートアレンジ次第でラゲッジも十二分の超万能クワトロ スーパーカー。(飯田裕子さん) ◆第53位 フェラーリ296GTB(GTS含む) V8がV6になり、ハイブリッド化されたことに一抹の不安を抱いていたが、V6ターボがこんなにいい音するなんて! これぞフェラーリサウンド。(清水草一さん) 超パワーのV6ターボにハイブリッドモーターを内蔵したPHEVスーパースポーツ。しかも830ps。ロケットみたいな加速力。スーパースポーツの頂。(松田秀士さん) ◆第52位 ランボルギーニ・レヴェルト V12にハイブリッドを搭載した1015馬力のスーパースポーツなんて、フル電動化への過渡期である今しか乗れないスペックだと思う。(佐藤久実さん) 本社で開催された技術ワークショップで、そのコックピットに座ってみる機会があった。このHPEV(ハイパフォーマンス・ヴィークル)が電気の力を借りて、最高で1050psを発揮することを想像すると正直怖かった。これが新たなランボの世界観だ。(山崎元裕さん) ◆第51位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル、R含む) V6版の消滅によって6段MTの選択肢を失ってしまったのが残念。でもジャガーが最後の内燃機関モデルを自認することからも、今さらでも選びたくなる一台だ。(武田公実さん) ワイルドに“お尻”で曲がる、今時珍しいほどにオールド・ファッションな乗り味の男のGT。カウントダウンが間近に迫った文字通りの絶滅危惧種。(藤原よしおさん) (ENGINE2024年9・10月号)
ENGINE編集部
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