【楽天】弓削隼人、720万円増の1700万円「達成感と歯がゆさ残るシーズン」今季34試合登板
楽天弓削隼人投手(30)が22日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、720万円増の年俸1700万円で更改した。今季は自己最多の34試合に登板し、2勝0敗、防御率5・94。「もうちょっとできたなというシーズンであったんですけど、プロのキャリアの中では一番登板数も多かったし、一番投げ込むことのできたシーズンだった。達成感もあるとともに歯がゆさも残るシーズンだったと思います」と振り返った。 楽天の中継ぎ左腕は侍ジャパンに選出された鈴木翔が代表格だが、枚数自体は決して多くない。同投手と投球スタイルは異なるが「タイプの違う選手がいっぱいいた方が監督も使いやすいし、手札が多い方が采配しやすい。そういったパターン、キャラクターの違う選手になるのもまた1つのテーマ。いいピッチングをするのはもちろんですが、アレンジの効いた選手になれたらよりいいかなと思います」と話した。 来季はプロ7年目。今年以上の高みを見据える。「そもそもワンポイントも含めると数がものいう役割になると思うので、50以上は投げられたらチームの底上げにもつながると思いますし、そこは取り組んでいきたいなと思います」と意気込んだ。(金額は推定)