リール残留の注目FWデイビッドが語るこの先 延長交渉も認めつつ「なんでも受け入れるし、どのリーグにも挑戦がある」
リールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(24)が今夏とこれからに言及した。 2020年夏にヘントからリールに移ったデイビッド。かつてエデン・アザールも輩出したリールを舞台に遺憾なく得点感覚を光らせ、近年のマーケットではたびたびステップアップの可能性が取り沙汰される。 今夏も欧州有力クラブの関心と紐づく人気株の1人で、会長のオリヴィエ・レタン氏も移籍の可能性を認める趣旨の発言を残したが、最終的に実現せず。だが、今季もここまで公式戦7試合で3得点を積み上げる。 この代表ウィークでもカナダ代表に呼ばれ、先のアメリカ代表戦では2-1の勝利に繋がる1ゴールの活躍。代表通算54キャップ目にして同国新記録の29ゴール目となり、さらに箔をつけた。 そんなアメリカ戦後のデイビッドに『The Athletic』が直撃。プレミアリーグ行きを含め、報道が加熱した今夏を「ただ実現しなかっただけ。オファーはいつくかあったけど、契約がまとまらなかった。それだけだ」と振り返る。 そうしてリール残留で決着の今夏だが、クラブとは今季が最終年。『The Athletic』は将来を巡っていくつかの選択肢があるとし、来夏にフリーで新天地を求めるだけでなく、リールが移籍を視野に給与増額の新契約に動きうると主張する。 来夏の移籍を前提としても、いくつかの可能性が浮かぶが、デイビッドも「そうだね。今は(会長と)延長の可能性を話し合っているところだ」と認め、「どうなるか見てみよう」と話す。 また、移籍先を巡ってはプレミア行きの見方が根強いが、「明らかに世界最高のリーグの1つなのは明らかだと思うけど、プレミアでないとダメというわけではない。なんでも受け入れるし、どのリーグにもチャレンジがある」と述べた。
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