【2024年のメイクトレンド】ヌーディベージュのミュートメイクは、黒マスカラで引き締めよう
今回は、トレンドのヌーディベージュのミュートトーンアイシャドウの使いこなし方。 違いはマスカラの色です。アイシャドウの色も入れ方もまったく同じ。左はこげ茶色のマスカラを、右写真は黒のマスカラを使いました。 ヌーディベージュのアイシャドウは締め色を使わないからこそ今っぽい。そのため、まつげを黒にして引き締めるとちょうどいいバランスに仕上がります。 【写真で解説】ヌーディベージュのアイシャドウには、黒の束感まつ毛を!
ヌーディなアイシャドウは黒マスカラで引き締めて
締め色がなく、マットなヌーディベージュの濃淡がセットになった“ミュートトーン”のアイシャドウが今年は大豊作。使ってみようと手に取った方も多いのでは? が、「目元がぼんやりする」「アイラインで締めるとせっかくの抜け感がなくなる」……など、イマイチ使いこなせないという場合、ぜひアイラインは省略してその分マスカラは黒で仕上げてみましょう。同じくトレンドの束感まつげを意識すると、まつ毛にインパクトを出しながら、透け感が出せるのでミュートトーンのアイシャドウと相性抜群です。 すると、抜け感を生かしながら程よく引き締まり、華やかさもアップします。ちなみに、ヌーディベージュのアイシャドウは、上にも横にもとにかく広範囲で塗ることも使いこなすコツですよ!
こちらはヌーディベージュのアイシャドウに、茶色のマスカラを合わせたメイクの仕上がり。なんとなくぼんやりして、締まりがなく見える場合も。
こちらは同じヌーディベージュのアイシャドウに、黒マスカラを合わせたメイクの仕上がりです。アイシャドウの色も塗り方も同じですが、マスカラを黒にしただけで引き締め感がアップ。アイラインや締め色でまつ毛のキワを埋めていないので抜け感もしっかり。ちなみに、ここで目のキワを黒くしてしまうと、少し懐かしい感じのブラウンメイクになってしまうので要注意。
ヌーディアイシャドウは広範囲に。黒マスカラは束感を意識して塗ろう
1 マットなベージュをアイホール広範囲に塗る パレット上のマットなベージュ2色を混ぜて、眉下のアイホール(目尻より外側にまで広範囲に)に塗り広げる。同じ色を下まぶたにも広めに塗り、上下目尻の色をつなげる。目頭(写真の白い小さな丸部分)にもアイシャドウをのせ、指の腹で鼻筋の脇まで広げてノーズシャドウ風に。 2 ラメカラーを目頭と黒目の下に パレット左下の繊細ラメを目頭に「く」の字に、パレット右下の大粒ラメを細チップに取り黒目の下に。 3 マスカラを上まつ毛の根元全体に塗る アイラッシュカーラーでまつ毛を根元からカールアップしておく。マスカラブラシを横にして上まつ毛の根元にあて、ざっくり全体的にマスカラ液をつける。 4 ブラシを縦にして束感まつ毛に仕上げる マスカラブラシを縦にして、軽く左右に揺らしながら、束感を意識しながらマスカラ液を先端まで伸ばしていく。 5 下まつ毛はブラシを横→縦塗りで マスカラ液をつけ足し、下まつ毛へ。ブラシを横にして根元から塗ったら、ブラシを縦にして束感を整える。 トレンドのヌーディベージュ系のアイメイクは、同じくトレンドの束感まつ毛と相性抜群。色で主張せずにまぶたの立体感を際立てながら、黒まつ毛で華やかさを。目のキワを絞めないことで今っぽく仕上がるので、ぜひお試しください。 撮影/榊原裕一(人物)、河野 望(静物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/程野祐子 モデル/南里美希 構成・文/村花杏子
長井 かおり