《6年前の父親殺害容疑で再逮捕》「1億1700万の借金」「反省が少ないのは、書けないからです」逮捕の母親が留置中に綴った“反省ゼロ”の手紙《独占入手・浅草4歳次女毒殺》
健一に宛てた5枚の手紙〈心理的ギャクタイと言われているので…〉
一方、火事を起こした志保は警察施設に留置中、健一に宛てて手紙を書いていた。「週刊文春」は夫婦の知人からその手紙の写しを独占入手。4月3日付の手紙は、前日の2日に施設に面会に訪れていた健一への謝罪から始まる。(以下、原文ママ) 〈2日に面会に来てくれてありがとう。自分がどうでもいいと思っている誕生日を、バカにされた事があって、怒ってしまいました。パパ以外には気を使って常にしゃべっているので、突然怒ったようになってしまいました〉 4月2日は志保の誕生日だった。手紙は400字詰原稿用紙を便箋にして横書きで5枚に及ぶ。 〈面会ではなかなか話したい事を憶えていられないので手紙にします〉 児相の介入によって子供が引き離されたことや、前年に親族が相次いで亡くなったことについては半ば開き直るようにこう記している。 〈児相の件で、心理的ギャクタイと言われているので、児相とのコミュニケーションのためにも、心理的ギャクタイや児童心理の事が分かった方が色々と良いのではないかと思い、そう言う事が書いて有る本を、差し入れて欲しいです〉
〈精神がおかしくなっても普通だと思う〉
〈●さん(編集部注 志保の母)が死んで、パパの両親も亡くなり、葬式ばかりやって、ののしられたりしながら1億1700万の借金をし、産婦人科で赤ちゃんを連れて行かれると毎回言われ、産んだら病室に閉じ込められ、児相に通報され、これだけあれば、精神がおかしくなっても普通だと思うのですが、ただ元々精神病だった事になっていて、仮病扱いされた事もあるし、めちゃくちゃです〉 そして最後の一文はこうだ。 〈とりあえず色々とがんばるので、パパもがんばって下さい。この手紙に反省が少ないのは、書けないからです。察してください〉 夫婦の知人は、語る。 「手紙ではしおらしい態度を見せていますが、志保さんは反省などしておらず、児相を逆恨みしていました。その不信感が理由で、生後まもなく児相に保護された美輝ちゃんへの愛情を急速に失っていったのです」 そして美輝ちゃんが亡くなったのはそれから4年後のことだった。 ◆◆◆ 「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。 文春リークス: https://bunshun.jp/list/leaks 《6年前の父親殺害容疑で再逮捕》音声独占公開!「デリカシーがない。鈍いんですよ、私」「お兄ちゃんお姉ちゃんは頭がいい」細谷健一・志保夫婦が児相に語った赤裸々な“夫婦生活”《浅草次女毒殺事件》 へ続く
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