【ロンドン時事】週末18日の欧州株式市場はおおむね上昇した。英FT100種平均株価指数（FTSE100）は前日終値比26．88ポイント（0．32％）安の8358．25で引けた。週間ベースでは1．27％高。 　ドイツ株式主要40銘柄指数（DAX）は0．38％高（週間は1．46％高）の1万9657．37と2日連続で史上最高値を更新。フランスCAC40種指数は0．39％高（同0．46％高）、ストックス欧州600種指数は0．20％高（同0．58％高）だった。 　前日の欧州中央銀行（ECB）による利下げ決定を好感した地合いが続き、ハイテク株を中心に買いが入った。中国の追加景気刺激策への期待から高級ブランド株も買われ、仏株の上昇を支援した。 　FTSEの構成銘柄では、包装資材大手DSスミスが3．41％安、たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコが3．23％安、住宅大手ビストリー・グループが2．27％安と下げを主導。一方、保険大手プルデンシャルは2．84％高、産金大手フレスニロは2．70％高、鉱業大手アングロ・アメリカンは1．80％高と買われた。 　DAXでは、商用車大手ダイムラー・トラックが6．60％高、自動車部品大手コンチネンタルが3．71％高、BASFが1．70％高と値上がりした半面、通販大手ザランドは1．81％安、コメルツ銀行は1．37％安、航空機大手エアバスは1．10％安で取引を終えた。