第93回選抜高校野球 東海大甲府、本格始動 気合入れ紅白戦 /山梨
<センバツ高校野球> 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校決定から一夜明けた30日、東海大甲府の選手たちは同校でセンバツに向けた練習を行った。 この日は打撃や送球練習をした後、登録メンバーを絞り込むための紅白戦があった。秋季大会で打線の主軸を担った久井竣也選手(2年)は2本の適時打をマーク。「センバツ出場が決まり、みんな練習に気合が入っていた。自分も甲子園に向けてエンジンが掛かってきた」と話した。 レギュラー入りを目指す前山慎之介投手(同)は3イニング投げた。「力んでしまい、球速があまり伸びなかった。また紅白戦で投げる機会があれば全力でぶつかりたい」と意気込みを見せた。 ◇校舎に懸垂幕、出場決定祝う 同校校舎には29日にセンバツ出場決定を祝福する懸垂幕が掲示された。懸垂幕には「祝センバツ出場 東海大甲府高校」と書かれている。 後藤紘和選手(2年)は「『センバツ』の4文字を見て、出場の重みを感じ、同時にワクワクした」と話した。【金子昇太】