4年10億円規模!ソフトバンク入り上沢直之の契約は高い?それとも安い?ネット上は非難轟々
ソフトバンク入団が決まった元日本ハム、前レッドソックスの上沢直之(30)。ソフトバンクは4年10億円規模の提示をしたという。 【写真】上沢直之がソフトバンクを選んだ納得の理由 「4年8億円」に対し日本ハムは単年提示だった? 上沢は日本ハム時代の昨オフ、ポスティングを申請。メジャー契約の打診もある中、あえてレイズとマイナー契約を結んだ。開幕メジャーは果たせず、3月にレッドソックスに金銭トレード。リリーフで2試合に投げ、4イニング1失点、防御率2.25の成績を残したものの、「メジャーリーガー」でいられたのはわずか10日間。その後はマイナー落ちし、古傷の右肘を痛めたこともあり、オフにFAとなった。 そんな上沢はSNS上でファンから集中砲火を浴びている。メジャー契約を結べる中、マイナー契約を選んで古巣にロクな入札金を落とさず、1年で米球界を断念。オフシーズンも日本ハムの施設で練習していた。日本ハムの提示は単年契約だったというが、それでも「古巣に戻るのが筋だ」という論調が少なくないのだ。 とはいえ、ルール上はなんら問題ない。プロなら、より条件の高い方を選ぶのは当然と理解を示す声もある。そんなファンの間でも意見が分かれているのが、ソフトバンクが提示した「4年10億円規模」の契約は、純粋に高いか、安いかということ。ネットでは、 《最大の疑問は上沢って4年10億円の投手なん?ってこと》 《結果を残せていない投手にこんな大甘な条件を出したソフトバンクが間違っている》 と否定的な意見が目立つ。何としてでも上沢を獲得したいソフトバンクが、破格の条件を提示したのか。 球団OBは「一見、高いように見えるが」と、こう続ける。 「妥当な契約内容ではないか。ソフトバンクが複数年契約を結ぶ時は、『その選手をFAで獲得した場合、いくらになる?』という計算で行うと聞いている。中には松坂の3年12億円という例外もあるが、基本はそれです。上沢の日本ハム最終年(23年)の年俸は1億7000万円。このクラスの先発投手をFAで獲得しようと思えば、4年10億円は高くはない。メジャーではわずか2試合の登板に終わったが、日本なら十分通用するレベルと判断。さらに30歳とまだ若いこともプラス材料です」 ソフトバンクが提示する大型契約は出来高の部分も大きく、過去にはそれで敬遠されたこともある。 「4年10億円規模というのは、契約金や出来高も含めた額。純粋な年俸は2億円いくかどうか。そう考えると、今回の契約は決して高くはない」 感情面を抜きにして言えば、割と妥当な提示だったということだ。 ◇ ◇ ◇ それにしても上沢は、なぜ古巣の日本ハムを蹴り、入団を決めたのか。決断を後押しした「納得の理由」とはいったい何か。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。