ウクライナ空軍のSu-27戦闘機、米国製の滑空爆弾4発で「トス爆撃」 映像で確認
ウクライナ空軍は目標を絞って滑空爆弾爆撃を実施している
ロシアがウクライナに対する全面戦争を始めてから2年10カ月近くたつなか、低空から滑空爆弾で爆撃するウクライナ空軍機がどの方面に重点を置いているのかは不明だ。 ロシア空軍はウクライナ空軍よりもはるかに多くの機体と滑空爆弾を保有しているので、滑空爆弾爆撃の規模も格段に大きく、1日100発程度を持続的に投下できている。 それに対して、ウクライナ空軍が1日に使用できる滑空爆弾は10～12発程度とみられる。それにはGBU-39やフランス製のAASM「ハマー」のほか、ウクライナ国産の滑空爆弾も含まれるかもしれない。 ウクライナ空軍はそのため、ロシア空軍のように塹壕や最前線の都市を無差別に爆撃するのではなく、橋や指揮所、孤立した強化陣地など、価値の高い目標を優先して攻撃する傾向にある。
David Axe
