世田谷で「ボロ市」 「代官餅」販売、世田谷線増発し臨時ダイヤで運行も
「世田谷のボロ市」が12月15日・16日と来年1月15日・16日、世田谷・ボロ市通り周辺(世田谷区世田谷1)で開催される。(三軒茶屋経済新聞) 【写真】代官餅の行列 毎年12月と1月の15日・16日に開催し、世田谷の冬の風物詩として1日約20万人の人出でにぎわう同イベント。447年の歴史があり、東京都指定無形民俗文化財に指定されている。名前の由来は、戦国時代に世田谷新宿で開かれた楽市が徳川時代に歳の市になり、その後、農家の作業着のつくろいやわらじに編み込むボロ布が安く売られるようになったことから。 開催中は約600店が出店し、骨董(こっとう)品、古着、古本、植木、食料品などを販売する。世田谷信用金庫本店駐車場(世田谷1)では、全国の交流自治体が出店する「ふるさと物産展」も行う。買い求める客で毎年行列ができる名物「代官餅」(1パック=1,000円)は、「あんこ」「きなこ」「辛み」を販売する予定。 開催に合わせ、東急世田谷線では各日、上り(三軒茶屋方面)と下り(下高井戸方面)で電車を増発し臨時ダイヤで運行する。 開催時間は9時~20時。
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