次世代スターは誰だ! パ・リーグの有望株野手(4)楽天編
プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるパシフィック・リーグの野手を各球団から紹介する。
黒川史陽(楽天)
投打:右投左打 身長/体重:182cm/86kg 生年月日:2001年4月17日 経歴:智弁和歌山高 ドラフト:2019年ドラフト2位 高卒5年目を迎える東北楽天ゴールデンイーグルスの黒川史陽。2024年こそ、ブレイクが待たれている。 智弁和歌山高校では5季連続で甲子園に出場し。2年春には持ち前の打棒を遺憾なく発揮し、甲子園準優勝に貢献。若手野手の台頭が望まれていたチーム事情もあり、楽天からドラフト2位指名を受けた。 高卒1年目から一軍デビューを飾ると。ファームでも57試合に出場し、打率.297、6本塁打を記録するなど、潜在能力の高さを見せつけた。 しかし、翌年以降はファームでは好成績を残すも、一軍では力を発揮出来ないシーズンが続き、レギュラー定着には至らず。 2023年ファームでは打率.307を残したが、一軍では自己最少の9試合出場に。2024年シーズンは主砲・浅村栄斗の三塁転向が決定しており、正二塁手奪取への大きなチャンスを迎える。
ベースボールチャンネル編集部