【バスケ】宇都宮の比江島慎「選ばれたら頑張る」パリ五輪後代表引退ほのめかすも活動継続に前向き
<バスケットボールBリーグ1部(B1):宇都宮72-58島根>◇2日◇第6節◇ブレックスアリーナ宇都宮 宇都宮ブレックスの比江島慎(34)が日本代表活動継続に前向きな姿勢を見せた。 先月30日、11月下旬の男子アジア・カップ予選の直前合宿参加メンバー23人が発表され、比江島も含まれていた。比江島は今夏のパリ五輪を日本代表としての集大成と位置づけ、1次リーグ敗退後に「間違いなく今までの日本代表よりはるかにレベルアップしたが、レベルの高い大会でまだもう1歩、足りなかったところはある。これからの世代がやってくれると思う」と代表引退をほのめかしていた。 一方、今季のリーグ戦は好調で、10月13日の滋賀戦では32得点と大爆発。この日の島根戦を含めて10試合で6度、2ケタ得点をマークしている。試合後「(代表の)合宿には行きます。(最終メンバーに)選ばれたら頑張ります」と話した。 京都・洛南高校の先輩で、三河時代から比江島をよく知る同僚の竹内公輔も「今日の試合でもポイントになる場面でスチールを成功させた。ディフェンスについては成長している」と、まだ「伸び盛り」であると証言。随一の人気者の代表ユニホーム姿をまだまだ見ることができそうだ。