『Bloodborne』のファンたちがPSの30周年動画であらためて興奮 英語版のフレーズと新情報を待つファンの気持ちとが一致
『Bloodborne』のファンたちがPSの30周年動画であらためて興奮 英語版のフレーズと新情報を待つファンの気持ちとが一致
PlayStationの30周年記念映像のラストに『Bloodborne』が登場していたことから、ファンたちがあらためて興奮している。動画はPlayStationの代表的なタイトルの映像とともに、そのゲームにまつわるフレーズが流れる内容である。 「Bloodborne」画像・動画ギャラリー 映像の『Bloodborne』の場面では、「It's About Persistence」(日本版の映像では「それは不屈」)というフレーズが登場している。これが本作に関するなにかしらの新情報を待ち続ける海外ファンの気持ちに刺さったようだ。この件についてはIGN USが記事にしている。 英語圏では、PlayStationの30周年記念日である2024年12月3日に『Bloodborne』に関するなにかしらの新情報があるのではないかと噂されていた。なぜかというと、12月3日(日本時間では12月4日)に『Bloodborne』でサーバーメンテナンスがおこなわれると告知されていたからだ。 本作はPS5向けリマスター版や、PC移植版が待ち望まれているタイトルである。「なぜ今サーバーメンテンスがおこなわれるのか」、「なぜこの日なのか」ということで、コミュニティではさまざまな憶測が飛び交っていた。ちなみに、本作では2022年のThe Game Awardsと同じ日にサーバーメンテナンスが実施されていたそうだ。もちろん、このときも新情報などはなかったという。メンテナンスの日が業界にとって重要な日になっていたのは、単なる偶然なのかもしれない。 このように『Bloodborne』の新情報発表に対する期待が高まっていたなかで、今回のPlayStationの30周年記念映像が公開された。映像のラストでは「It's About Persistence」というフレーズが表示されていた。これは高難易度ゲームである本作の内容を表現したフレーズだと思われる。 「Persistence」とは、「根気のよさ、粘り強さ」などを意味する英単語でもある。映像の制作者が狙っている可能性もありそうだが、これが本作のリマスター版やPC移植版を待ち続けるファンの気持ちと偶然にも一致した。記念映像の最後が『Bloodborne』というのも、なにやら意味深である。こういった理由で、ファンが興奮しているというわけだ。 IGN USではファンの反応が紹介されており、「『Bloodborne』でこの映像を終わらせるのは本当にすごい」、「このクリップはダブルミーニングだ」といった反応が挙げられている。上記ポストのように、PlayStationの公式ポストを引用して『Bloodborne』の場面について言及するものも人気を集めている。 実際のところ、『Bloodborne』に関する新情報があったわけではなかった。今後もファンは新情報を待ち続けることになりそうだ。
重田雄一