東播磨高、センバツ出場記念碑整備 奮闘の記録、後輩に /兵庫
2021年の第93回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場した東播磨高で1日、卒業式があった。グラウンド脇にはセンバツ出場記念碑が整備され、ハナミズキを植樹。後輩たちに奮闘の記録を伝える。 卒業式後、野球部員が武道場に集まり、3年生25人に1、2年生34人が色紙と記念品のコップを「卒業おめでとうございます」と手渡した。福村順一監督(49)は「甲子園出場の自信と誇りを力に変えて、これからも頑張って」と語りかけた。 大学進学後も野球を続ける元主将の原正宗さんは「厳しい練習をみんなと乗り越えたことは一生の宝。甲子園で勝てなかった分、大学ではチームに貢献し勝利したい」と話し、元エースの鈴木悠仁さんは「記念碑は一つでは足りない。後輩たちには気を引き締めて、また甲子園に出場してほしい」とエールを送った。【後藤奈緒】 〔神戸版〕