おいしく塩分コントロールができる唯一無二のレトルト食品「マイサイズ」がヘルスケア食品としてじわり浸透 大塚食品
その結果、11月18日取材に応じた阿部一世さんは「『マイサイズ』を推奨して下さるヘルスケアに携わる方が過去と比べ圧倒的に大幅増加した。地域のヘルスケアに携わる方から多くご支持をいただくようになり来期(12月期)以降の販売拡大につながる基盤をつくることができた」との手応えを得る。 調剤薬局にもヘルスケア関連情報とともに、マイサイズを推奨している食事指導専門の方員の情報についても共有し、推奨から販売への流れを着実に提供。 「調剤薬局さまには、可能な限り我々の情報提供先をお伝えして、連動させるようにしている。サンプリングや学会にブースを出展したことが奏功して少しずつ認知が広がっている」と語る。
塩分コントロールの価値伝達に集中
「マイサイズ」は、“100kcalでおいしい”“全品レンジ調理可能な簡便性”“塩分2g以下設計”の価値を持つ。 ヘルスケアチャネルに向けては塩分1g設計の「マイサイズ プラスサポート」を用いて、塩分コントロールの価値伝達に集中している。 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」における食塩摂取目標は、成人男性で1日当たり7.5g未満、成人女性は1日当たり6.5g未満。しかし現状は「成人男女ともに10g近くが摂られており、目標とは程遠い状況にある」という。 大塚食品は日本が抱える健康課題の中で、肥満につながるエネルギー過剰摂取や塩分摂取過剰を中心とした食生活の改善・高齢社会の課題に着目した。これらの課題解決に貢献するものとしてカロリー・塩分コントロールの「マイサイズ」を提案している。 エネルギー摂取過剰の改善については100kcalでおいしい”の価値を伝えていく。 また、塩分摂取と高齢化の課題には関連性があることも啓発する。 「高齢になるほど塩分摂取量が増える傾向にある。その理由の1つは年をとると舌の塩分の感受性が低くなるため。高齢化とともに塩分摂取量が増え、生活習慣病のリスクが高まり、結果的に国の医療費増大につながっている」と指摘する。 「マイサイズ」では「管理栄養士の方に“塩分のコントロールができる”ものとして栄養指導のときに使っていただきたいと推奨している」。 今年は、より説得力をもたせて推奨していくため指導用ツールを刷新した。 本物の食塩を1gから10g入れた試験管を複数張り付けたツールを用意。これにより各食事メニューの塩分摂取量を視覚で訴える。