「子どもの前でも全然チューします」――「笑わないアイドル」藤本美貴の人生を楽にする考え方
「家のことって、無理に分担しようとするからけんかになるんですよ。うちは基本的に、全部私がやります。旦那さんが芸人で、もともと家にいないことが多いですから。1人目を産んで、2、3日後に仕事で中国へ1週間行っちゃうとか、そんな感じ。だから私が一人でも成り立つ状況にしておかないと。全部自分でできる、いてくれたら楽、っていう。いるときは、的確な指示を出してやってもらうという感じですね」 休日の楽しみは、海外ドラマを見ることと、夫婦で話をすること。 「その日にあったことや、子どもの話、ママ友の話とか。なんだかんだずっとしゃべって、『ああ、もう2時じゃん、やばい寝ないと、でも最後にもう一杯コーヒー飲もうか』ってまだ話す(笑)。旦那さんともう話すことないって言う人、多いですよね。でも、話しかけてみたら、意外と話してくれると思いますよ。妻も夫もそうですけど、男と女で役割を分けすぎている気がしますよね。フラットに、人と人だと思えば」
庄司とは、なんでも話せる友達でありながら、恋愛感情を失っていない。 「子どもが生まれたら、夫婦は男女の感情がなくなるとか言うじゃないですか。それって、一回やめるからなくなるんだと思う。手をつながなくなったら、恥ずかしくて、もう無理とか。チューも、どうやってしてたっけ?と思うでしょう。だから、したい・したくないは別として、今後の長い人生を考えて、リハビリだと思って、常にしておく。男女どちらにも、そこに努力は必要だと思います。うちは子どもの前でも全然チューしますよ。あんまり人の目とか気にしてないです」 魅力的でありたいと思い続けることに努力も必要だと言う。 「男女ともに、諦めたらもう終わりだなって思う。別に筋肉バッキバキであれとは思いませんけど」 ストイックに体づくりをしていることで知られる庄司から、ダイエット指南を受けることもある。食事のアドバイスを受けたり、一緒にウォーキングをしたりすることも。 「スクワットさえしておけば大丈夫、って言われてます」