[発売時期確定]人気ロッドシリーズに6機種追加!驚きのスペック&価格を紹介
テンリュウの人気ジギングロッド『ホライゾンMJ』に2024年初夏、6機種が追加される。ハイピッチからスロー系まで幅広い速度域に対応し、マルチジギング(MJ)を提唱するシリーズの追加モデルはどんなロッドなのか? その実力をテンリュウ・フィールドテスターの渕上さんが実釣解説する。 【画像】「状況にアジャストできるラインナップ」ホライゾンMJのスペックと価格
アングラー紹介
渕上大輔(ふちがみ・だいすけ)/三重県出身。奈良県在住。伊勢湾をホームに全国各地への遠征も積極的に取り組むオフショアゲームのエキスパート。とくにジギング、タイラバを得意とし、ショアのシーバスやライトソルト、エリアトラウトなどルアー釣りを幅広く愛好するマルチアングラーでもある。テンリュウ・フィールドテスター。
初めてのフィールドで大型ブリをジギングで狙う!
テンリュウ・フィールドテスターの渕上さんが訪れたのは愛媛県西部の宇和海。ターゲットはブリ。2023年の晩秋、温暖な宇和海はジギングの好シーズンというタイミングで、実釣は行われた。 渕上「私自身、初めて釣りをする海域ですが、船長の情報によると青物はまあまあ好調らしいです。宇和海は豊後水道に隣接し、潮の流れも速い。どんな釣りになるか楽しみですね」 ホライゾンMJの追加6機種を船に持ち込み、実釣のスタートを切る。 実釣フィールドは宇和海(愛媛県)。渕上さんにとって初めてサオを出す海域だ。
手始めはホライゾンMJ 642B-Mで釣り場の状況を探る
まず渕上さんが手にしたロッドは、ホライゾンMJ 642B-Mだ。 渕上「初めての宇和海で、潮の速さなどわからないことが多い。朝はそんなに潮が重くなさそうで、使うジグも200gがメイン。ホライゾンMJの追加機種の中でど真ん中のモデルといえる642B-Mを選びました。最初はハイピッチで反応するかを探ります」 するとジグを追うターゲットの姿が魚探に移るがバイトまでには至らない。しかもメタルジグを上げすぎるとフォール中や回収中にサバが猛攻。 渕上「ハイピッチに青物の反応はあるけど、口を使わない。中層のサバを避ける意味でも底付近をスローにネチネチやったほうが良さそうですね」 実釣を開始すると水深70~100mの中層でサバが入れ食い。ゲストを避けるためにボトム付近に狙いを絞る。