◇１９日 第１０１回箱根駅伝予選会（陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴールの２１・０９７５キロ） 順大は１１位の東農大と１秒差で１０位に滑り込み、１４年連続５３回目となる箱根への切符を手にした。”元祖・山の神”今井正人コーチ（４０）は「この１秒を大切にする、一歩を大切する。これが予選会の最後までわからないところ」と力説した。 今年４月にコーチ就任後、初の予選会。熱戦を振り返り「途中経過から見てそういう争いになることは明白だった。選手が絞り出してくれた。それに感謝するしかない」と語った。 選手たちへの声かけは「ネガティブな声かけよりは力になる声かけを意識したい。同じ踏ん張り方でもポジティブになれるような言葉を選んでかけるようにしている」。黄金期を知るコーチが持つ”前向き力”も得て、順大が接戦をものにした。
中日スポーツ
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