姉弟子・児玉碧衣に堂々勝利! バンク対策バッチリの尾方真生「奈良で日野未来さんと練習してきた」/ガールズケイリンフェスティバル
松戸競輪場のナイター競輪「第20回サマーナイトフェスティバル(G2)・ガールズケイリンフェスティバル」が13日、初日を開催。2R予選1を走った尾方真生(25歳・福岡=118期) に話を聞いた。 前受けからピッチを上げると他派の追随を軽々と振り切った。児玉碧衣や尾崎睦ら上位陣を相手に堂々たる運びだった。「今日は先行と決めていたんです。333バンクは前々と思っていたし、自分のペースで踏み切れました。良かった~」と短走路を攻略し、胸をなで下ろした。 今節を迎えるにあたり直前は対松戸対策を講じていた。久留米に出稽古へ来ていたことがある日野未来を頼り、奈良競輪場に入らせてもらったのだ。細かいバンク特性となると微妙に異なるが、松戸と同じ333バンクとあって短走路慣れするには打ってつけだった。 「前回の大宮を終え、そのまま奈良に移動して3日間乗り込みました。打鐘から仕掛ける、みたいなレース形式を未来さんが取ってくれたり、いい練習ができました。おかげで333バンクに慣れることができました」と効果はてきめんだった。 2日目の2Rガールズ予選2も強豪が集うが「1着が自信になりました。初日より2日目、3日目と脚が軽くなるのでいつも通りに走れれば」と決勝進出を目指し、確かな手ごたえを得た。(netkeirin特派員)