井口裕香「地球みたいに丸いおしりが撮れた」。“飾らないエロさ”を意識して生まれたセカンド写真集「MORE MORE MORE」の本気度を語るロングインタビュー
■「やっぱり、おしりだな!」
――井口さんの2nd写真集では、その理想に近づくために肉体改造にかなり本格的に取り組まれたというのがひとつポイントではないかと思うのですが。 井口:ポイントです! 人間は変われる!!(笑) ――(笑)。具体的にはどんなことをされたんですか? 井口:め~っちゃくちゃトレーニングしました! まずはコロナ禍で10キロ以上太ってしまった体重を落とすことから始めて、ただ、30代を超えてからただダイエットをすると、やつれた、くたびれた感じに見えてしまうことが多いと聞いていたので、そうならないように残すところを残し、締めるところを締めるようなパーソナルトレーニングをお願いしました。毎日のようにいろいろなところでトレーニングをして、食事も変えて。たとえば、アフレコ現場で他のみんながクッキーとかのお菓子を食べてる横で、ひとり、私は持っていった芋をおやつとして食べてる……みたいな(笑)。 ――方法自体はシンプルなんですね。食事を変えて、パーソナルトレーニングをしっかりやる。 井口:そうですね。パーソナルトレーニングはふたつ通いました。ひとつはその前から見ていただいていた、全身くまなくバランスを見てくださるところ。もうひとつは、この写真集を出すにあたって、「おしりを鍛えたい」と思ったんです。 ――「おしりを鍛えたい」。 井口:女性には、お胸はもちろん、ウエストのくびれとか、いろいろ魅力的なパーツがありますけど、「やっぱり、おしりだな!」と最近思うようになって(笑)。 ――努力の成果が如実に出るという。 井口:そうなんです! がんばればがんばるほど、ちゃんと引き上がったり、「ぷりっ」となる。布をまとっても、まとわなくても、女性らしさが出せる部位ってお尻だな……と考えるようになったので、おしりのトレーニングをしたくて、下半身を重点的に鍛えていただけるトレーナーさんを探して、お願いしました。あとは筋トレだけではなく、有酸素運動でフィールサイクルにも通いました。週5くらいのペースで運動していましたね。