ソフトバンク王会長、〝満点ドラフト〟「1位の村上君もかなりいい評価と聞いている」 早実後輩の宇野真仁朗には「慌てないでじっくりね」とエール
ソフトバンクの王貞治球団会長(84)にとっては「満点ドラフト」となったようだ。ドラフト1位指名ではいずれも競合となった明大の宗山塁内野手、地元福岡の福岡大大濠高・柴田獅子投手を抽せんで外し、3度目の入札で兵庫・神戸弘陵高・村上泰斗投手の交渉権を獲得したことに「最初の指名では(交渉権を)取れなかったけど、その後はよかったね。スカウト陣が言うには1位指名の村上君もかなりいい評価と聞いている。(先に入札された宗山、柴田との評価の)順位的な差はないと言っていたよ。(全体の)レベル的にはほとんど変わらない選手が取れたと言っていたので、チームとしてはいい補強ができた」と振り返った。 ■ドラフトをリアルタイム速報中 さらに、ドラフト4位では早実の後輩にあたる宇野真仁朗内野手の交渉権も獲得。これには「個人的な楽しみが増えたね。甲子園でしか(プレーした姿は)見てないんだけどね。やっぱり、まずは体力強化をしないとね。1年間やり切れる体力がプロは求められるから。まあ、先は長いから、慌てないでじっくりね」と大きな期待を寄せていた。
西日本新聞社