「麻婆豆腐もよくソースから作ります」『天狗の台所』駒木根葵汰(23)がフライパン一皿食べた“家庭料理”
田中相さんの同名コミックを原作にしたドラマ『天狗の台所』(BS-TBS)に出演中の駒木根(こまぎね)葵汰(きいた)さん。161人の応募者の中から選ばれた弟・オン役の越山敬達さん、幼なじみの愛宕有意役・塩野瑛久さんとともに、天狗の末裔を演じています。番組に毎回出てくる古民家の生活風景や料理シーン、食へのこだわりについてうかがいました。――ドラマ『天狗の台所』では、寡黙でクールな天狗の末裔・飯綱基を演じています。オファーがあったときは、どのように思われましたか? 【画像】人混みが苦手だという駒木根さん。 まず原作のマンガを読ませていただいたんですけど、子どもの頃から好きで読んできた『スラムダンク』や『ドラゴンボール』のような激しい波があるようなタイプのマンガではなく、すごくゆったりと進んでいく印象で、大人になって気づくよさみたいなものを感じました。 芸能界に入ったことを含め、これまでの自分自身の人生をふりかえってみても、わりと刺激が多い人生だったので、あらためて丁寧な暮らしや、真の豊かさについて考えるきっかけにもなりました。 ただ、これまで自分が演じてきた役とはまるで違うタイプのキャラクターだったので、ちょっと不安はありましたね。 ――毎回お料理を作って食べるシーンが登場しますが、料理をされている手つきがとても慣れていらっしゃるように見えます。実生活でもよくお料理はされているのですか? はい、こう見えて実は料理好きなんです。昨日はホルモンのチゲ鍋を作りました。 コロナ禍のステイホーム中に、ドラマ『梨泰院クラス』をよく見ていたんですけど、そのドラマの主人公が開く「タンバム」というお店の看板メニューがスンドゥブチゲなんですよ。見ているうちに食べたくなって、自分で作ってみたらハマりまして。スープを自分流にアレンジしたり、中に入れる具材を工夫したりして、自分の味を追求していました。だからここ数年の僕はチゲとともに成長しているといっても過言ではないです(笑)。