明秀日立高に茨城県産食材 高校サッカー JA寄贈「日本一を」
第103回全国高校サッカー選手権大会に茨城県代表として出場する同県日立市の明秀日立高(塙定之校長)サッカー部に対し、JAグループ茨城園芸事業研究会(永田佳久会長)と地元のJA常陸は17日、県産野菜とコメ計約700キロを寄贈した。 同高は2年連続6回目の全国出場。初戦となる31日の2回戦で近大和歌山高と対戦する。JA側からは茨城県特産のサツマイモやハクサイ、レンコン、ピーマンなど野菜や果物15品目とコシヒカリ「ひたち舞」、花束が贈られた。 贈呈式が同高であり、永田会長は「たくさん食べて力を存分に発揮し、日本一の栄冠をつかんでほしい」と激励。野菜とコメは大会前の壮行会などで選手らに提供される。 萬場努監督や大会に臨む32選手が出席し、部長の菅野一葵選手は「いろいろな方の支えがあってサッカー部が成り立っていることを実感する。それを忘れずに全員で戦い、優勝したい」と抱負を語った。
茨城新聞社