「チームの夜に」CLリバプール戦に臨むミラン指揮官、団結と共に求めるのは「最善の守備」
ミランのパウロ・フォンセカ監督がリバプール戦について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 昨シーズンのセリエAを2位でフィニッシュし、新フォーマットとなった2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場するミラン。17日にはリバプールとのリーグフェーズ初戦を迎える。 先日行われたセリエA第4節のヴェネツィア戦でようやく初白星を手にしたなか、今シーズン最初の大一番を前にしたフォンセカ監督は、ヴェネツィア戦で復帰したスペイン代表FWアルバロ・モラタと共に記者会見でコメント。チームは自信を得たと語っている。 「勝利は選手やファンに自信を与えると思うが、全く違った試合になるだろう。リーグ戦で勝利を収めたことは重要だった。以前からチームが成長している兆候はあったが、勝利を収めたことで大きな自信が得られた」 また、アルネ・スロット監督を迎えて同じく新体制のリバプールにも言及。直近のプレミアリーグの試合こそ落としたが、それまで3連勝だったチームに対する守備の重要性を主張した。 「リバプールはヨーロッパでも最高のチームの1つだ。彼らには非常に強力なポジショナルプレーと優れた個人のクオリティがある。この試合で勝つチャンスを得るには、守備を完璧にする必要がある。チャンピオンズリーグでこのようなチームを相手にするなら、少しのミスも許されない。守備面で完璧なパフォーマンスを発揮し、その上で安定した攻撃を展開する必要がある」 「スロットはリバプールに長くいるわけではないし、新しい選手も何人かいる。しかし、今のところはクロップのチームとの大きな違いは見当たらない。守備陣の組織など、共通する特徴がある。サイドには変化があったが、カウンターのやり方は似ている」 「最善の守備とはポゼッションを失わないことだ。私が常々チームに言っていることだ。この点において、我々は将来的に優位に立つことがでるだろう。まだその途中だが、より支配するチャンスはある。特にこのような試合での最大の課題は、全員で守備ができるチームを作ることだ」 さらに、ミラン指揮官はチームの団結も大事だとコメント。試合後の歓喜を思い描いている。 「一部の選手の夜ではなく、チームの夜にしなければならない。個人についての話が多いが、我々の目標は集団として強くなることだ。私はそれについて話す方が好きだ。言葉はあくまでも言葉だ。誰が好みかという話には何の意味もない。我々はリバプールに勝てるし、そうしたい」
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